介護福祉士試験対策のポイント

発達理論

@ ピアジェの思考発達段階説

 

ピアジェの思考発達段階説は、発達を環境への適応過程として捉え、
発達段階を論理的思考の発達に焦点をあてて区分を行った理論です。

 

発達段階は、年齢の低いほうから
1) 感覚運動段階
2) 前操作的段階
3) 具体的操作段階
4) 形式的操作段階
という過程になっています。

 

A フロイトの発達段階説

 

フロイトの発達段階説は、リビドー概念による精神・性的発達理論です。
そして、フロイトは、自我の発達を
@口唇期、A肛門期、B男根期、C潜在期、D思春期、E性器期の6段階に区分しました。

 

B エリクソンの発達段階説

 

エリクソンの発達段階説「心理社会的発達理論」では、
ライフサイクルという観点から個人の一生を8段階に分類しています。
そして、この理論では、各段階に発達課題を設定し、
その課題を達成することによって、健全な人格が形成されるとしています。

エリクソンの発達課題について


1) 乳児期

 

乳児期の年齢の目安は0歳〜1歳まで。
発達課題は「信頼感の獲得」、達成で「信頼」、失敗で「不信」。

 

2) 幼児期前期

 

幼児期前期の年齢の目安は1歳ごろ〜3歳ごろまで。
発達課題は「自立感の獲得」、達成で「自立性」、失敗で「恥や疑惑」。

 

3) 幼児期後期

 

幼児期後期の年齢の目安は3歳ごろ〜6歳ごろまで。
発達課題は「自発性の獲得」、達成で「積極性」、失敗で「罪悪感」。

 

4) 児童期

 

児童期の年齢の目安は6歳ごろ〜12歳ごろまで。
発達課題は「勤勉性の獲得」、達成で「勤勉性」、失敗で「劣等感」。

 

5) 青年期

 

青年期の年齢の目安は12歳ごろ〜20歳ごろまで。
発達課題は「同一性の獲得」、達成で「同一性」、失敗で「同一性拡散」。

 

6) 成年期初期

 

成年期初期の年齢の目安は20歳ごろから30歳ごろまで。
発達課題は「親密性の獲得」、達成で「親密性」、失敗で「孤立」。

 

7) 成年期中期

 

成年期中期の年齢の目安は30歳ごろから65歳ごろまで。
発達課題は「生殖性の獲得」、達成で「生殖性」、失敗で「停滞」。

 

8) 成年期後期

 

成年期後期の年齢の目安は65歳以降。
発達課題は「統合感の獲得」、達成で「自我統合」、失敗で「絶望」。

 

 

C その他の発達理論

 

その他の発達理論の代表的なものとしては、
ワトソンの学習優位説(経験説)、ゲゼルの成熟優位説、シュテルンの輻輳説などがあります。